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人事関連の研修―内省の大切さ

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こんにちはAbbyです。

昨日は、Stop at Nothingという地獄の研修についてご紹介しました。

今日は、会社で行われる人事関連の研修についてお話しします。

 

人事から研修のお知らせが入ると、「この忙しい時に」、「研修なんて役に立たない」との第一印象を持たれる方は多いのでは。人事主催の研修は、リーダーシップ研修、会社のバリューやパーパス、目標設定について等があります。そうした人事主催の研修がしんどいのは、何と言ってもその研修が内省を促す研修であるからです。

 

昨日お話ししたStop at Nothingもそうです。あの時私たちのマネジャーは皆の前で、「ストレスに弱く、感情に起伏がある。」ことを改善点として挙げられました。そこ言っちゃう?と私はビビりましたが。彼女なりにその原因を探り、「自分は全てを把握する必要があるため、過重労働となりストレスがかかる。心から任せられない。」→ 「全て掌握している有能なマネジャーとして評価されたい。」→「ありのままの自分ではダメだ。」→ 幼少時に優秀な兄弟と比較されてダメな自己像が焼き付いてしまっている。何と、ここまで深く内省されびっくりしました。人一倍努力しないとダメだと自分を縛り上げ、そのせいでチームに弊害を及ぼしていることに気がついたのです。もっとリラックスして良いのだ、任せられないのは部下の能力不足ではなく自分の自信の無さが根本にある、と。こんな事を部下全員の前で自己開示するなんて、本当に地獄の研修でした。ですが、こうした上席の内省と改善は、組織やチームに良い影響をもたらします。

 

マネジャーであれば、人を動かし、組織を運営してゆくために。個人であれば最大のパフォーマンスを生み出し、率直な議論ができる信頼のある人間関係を築くために。常に内省し、自分を見つめる必要があります。人のせいにしていては、何も解決しません。

 

人事の研修は、内省のために辛い研修になることもありますが、是非内省の時間を得ることができたと、喜んで参加して頂ければと思います。自分とComfortableになる、という事が、他者とComfortableになる秘訣でもあります。