Let's be comfortable with something different !!

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「考えよ 問いかけよ 出る杭人材が日本を変える」

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こんにちはAbbyです。

昨日のポストに関して、掲題の本について共有します。

 

https://www.amazon.co.jp/考えよ、問いかけよ-「出る杭人材」が日本を変える-黒川-清/dp/4620327557/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=3N56UPUJZ6X4X&keywords=黒川清考えよ&qid=1667794987&sprefix=黒川清考えよ%2Caps%2C284&sr=8-1

 

衝撃の事実であったのは、東京電力原子力安全・保安院のリーダーたちは、平素偉そうにしておりながら、肝心の責任所在追求において「記憶にありません、〇〇の責任です(他者へのなすりつけ)」に終始する志の低いリーダーであった事。私には、ロッキード事件の際にもこのような答弁を見て失望した覚えがあります。そこから何も変わっていないのです。本当に腹立たしい!!

 

インクルージョンというのは、まさにBad Newsを責任を持って受け入れる事です。そこからリカバリーへと動く事ができるからです。

 

正直米国でも同様の不正や隠蔽が起こります。これは人間の弱さです。

ですが、海外では確実に糾弾され、また不正・隠蔽の回数は日本より少ないと思います。その要因としては:

① 不正や隠蔽があったら、スピークアウト(内部通報)して、さっさと転職できる高い人材の流動性

②  高い人材の流動性のために、一生同じ会社に勤務する閉塞的なムラ社会ができない。皆個人個人の責任を負って生きている。

③ 日本人経営層のD&I意識の欠如。結局周囲からの忖度に甘んじ、責任も取れない身勝手さ。

④正しいことをする、という宗教の裏打ち。裁判では聖書に手を置き、真実を話すと誓う場面を見た事があると思います。それほどFaithの意味は大きい。

 

昨日のポストで、トップダウンの組織ではインクルージョンは無理と言いました。

掲題の著書では、「出る杭」が日本を変えるとあります。正直「出る杭」に頼るのはいささか時代遅れの気がします。出る杭になる必要もなく何でも言える、そもそもの体制を作らなければ、いつまで経っても大勢は「出ない杭」として流されてゆくのみ。その大きなヒントがTeal組織にはあると思います。