Let's be comfortable with something different !!

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働く人達のウエルネス

Be comfortable with something different !!

こんにちはAbbyです。

本日は、ウエルネスについてお話しします。

 

昨今ウエルネスに力を入れる企業は相当増えて来ました。困難な案件や、ビジネスモデルの転換期など、ハードワークを余儀なくされる時期は必ずあります。そこを乗り越えてこそ成長できると信じています。ですが、やはり職場でのメンタルの問題は10年前に比べて格段に増えた、というのが率直な印象です。これは国の内外を問わず、多くの人事担当からも同様の見解を頂いています。そのため、組織としてサポートがあることは大歓迎です。

 

①先ずは、日本でもEmployee assistance program(EAP)の普及が望まれます。メンタルの問題のみでなく、健康、ファイナンシャル、介護、教育、旅行など、社員の皆さんが本業にフォーカスできるよう様々に相談できるサポートです。保険会社等でも同様のサービスの日本版が提供されています。ところが日本人はこうしたサポートを受けるのが嫌いなのか、利用率はさっぱりです。相談内容は完全な守秘義務があり、人事にも誰が何を相談したか等、全く共有されません。海外では、メンタルの相談を含め、必要なサポートは受ける、誰かに相談する、という文化があると思います。利用率は、いつも好調でした。

 

②日本の保険制度の向上:例えば睡眠時無呼吸症候群という症状があります。睡眠中1−2分呼吸が止まり、その反動でものすごい大きなイビキでと共に息を吸う、といった症状です。当然、上質な睡眠は取れず、疲労感が残ります。家族は電車の隣で寝ているような大いびきのため寝不足になります。ですがこの症状には、効果的な対策C -PAP(睡眠時の酸素吸入)があります。米国では、症状のレベルを測るスリープテストもC -PAPも健康保険でカバーされています。ところが日本では、健康保険の費用が嵩むことを懸念し、保険は全く効きません。テストだけでも4万ほどかかります!!短期的には支出を抑えられるかもしれませんが、長期的には生産性の低下につながり、何も良いことはありません!!!こういう国の政策は、本当に馬鹿げていると言わざるを得ません。

 

上記のような状況が改善し、働く人たちのウエルネスが向上することを願ってやみません。