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外国人の業績評価とコミュニケーション

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こんにちはAbbyです。

業績評価にも、カルチャーが出ます。

 

外国人が日本人を評価する際の特徴:

1まずは良い面を評価し、評価を受ける側の心理的受け皿を構築

2改善してほしい点に対しては、率直で厳しいコメントも当然あり。またその理由を、具体的な例とともにきちんと説明。改善のための次のアクションも明確にする。改善点については、システムにも入力され、改善点に関してコミュニケーションがあったこと、その際に話し合われたことが記録として残る。

3コミュニケーションの終わりは、ポジティブなコメントで終了しモチベーションに配慮。改善点に関して、コーチング、サポートをいくらでもするから、と明言。

 

日本人が外国人を評価する際の特徴:

1まずは良い面を評価し、評価を受ける側の心理的受け皿を構築

2改善してほしい点に対しては、核心を避ける。その為評価を受ける側は、どこをどうしてほしいのか不明確。それがランゲージバリアなのか、それとも核心をついた厳しい評価を避けているのか不明との印象を残す。

 

もしくは、厳しい核心に踏み込んでコメントしても、その直後に「でもまあ、それは気にしなくて良い。」という謎の励ましを口にし、評価を受ける側の混乱を招く。

 

3コミュニケーションの終わりは、ポジティブなコメントで終了しモチベーションに配慮。改善点に関して、コーチング、サポートをいくらでもするから、と明言。

 

日本人は、相手のモチベーションを下げないように、改善点に言及する事を避ける、と言う謎の動機を持つ人が多いです。もしくは改善点に言及したら、部下の猛烈な反撃をくらい、言及出来なくなったか周りくどい言い方でしか当人に言えないか。一方最初から厳しいコメントに終始し、全く評価されていないと受け手を奈落に落とす上司も稀におりました。

 

業績評価は、上司の重要なスキルです。相手のモチベーションを落とす事なく改善点について話し合うことができてナンボです。日本人は、Difficult conversationを避ける傾向があるので、業績評価のコミュニケーションが上司にとって悩みの種となりますが、これはある程度スキルでカバーできるものかと思います。