こんにちはAbbyです。
米国で働きたいという子供の頃からの夢は、30代になるまで全く単なる夢のままでした。
それでも今思うのは、外資に転職する、常にLinkedInで採用ポジションをモニターするなど、一歩でも近づく行動をとっていればチャンスは来るということです。またそのチャンスは、全てが思い通りの形ではないかもしれません。私の場合、年収が100万円程下がる状況だったので、相当に不安はありました。ですがそこでリスクを取れなかったら機会損失なので、プロコンを書き出して覚悟を決めました。
この転職は、実は当時勤務していた外資系企業の、日本でのポジションが海外に外注されたことに伴い、私も外注先の人事コンサル会社に応募した、という道筋です。1次と2次面接は電話でした。この2次面接が本当にタフな面接で、おそらく生涯で一番難しい面接でした。
その後米国で転職した際に、現地での面接がありましたが、全く通常の面接で何ら恐れる事はありませんでしたので、面接の難易度は海外との面接、だからではなく面接官によるものと痛感しました。
先ほど触れた難しかった最初の2次面接では、「貴方の行なった事の何が、実際の成果への貢献となったのか。」について徹底的に質問されました。それが上席に指示されたものではダメで、問題が起きた際に自分でどう考え、行動し解決したか、を問われました。「その対応のどこに貴方自身の発想があるの?」、「何故貴方の発想が解決に繋がったと言えるのか?」等と、単なるラッキーな成り行き、チームでの成果や自分の成果を盛った内容を徹底的に排除して、その人自身の発想や行動力を容赦なく詰めるものでした。
今様々な業務にあたり、苦労して乗り越えたストーリーは、必ず役に立ちます。誰かのミスでこんな目にあったと憤慨したり、自分のミスで迷惑をかけたと落ち込んだりせず、その問題に対して自分の頭で解決策を考え、苦労してもリカバリーまで持っていったという経験ができれば、こんなふうに転職面接で話せる自分の武勇伝になるのかと思います。海外との面接も、何ら恐れる必要はありません。聞きたい内容は万国共通だなと思います。