こんにちはAbbyです。ご訪問ありがとうございます。
ハラスメントは、受け手が「ハラスメントだ」と感じることで成立します。私にはそんな気はありませんでした、では済みません。例えば育成のために部下を怒鳴ったという場合、部下が「上司のハラスメントを受けました」と人事にクレームを出せば、人事は両者の言い分を聞きつつも、ハラスメント事例として記録を残し、怒鳴った社員の行動をモニターし、必要であれば然るべき対応をします。
社員の不適切な行動は、早めに芽を摘む事が肝要と私は思います。1度や2度のハラスメントで、人事に来る人は多くありません。クレームが来る事例は、やはりそれなりの常習性があり、放置すると犠牲者が増え、組織の雰囲気までヒタヒタと悪くなります。
ハラスメントの常習犯が能力の高い社員であるケースを経験しました。米国には、ブリリアント ジャーク(有能だが有害)、という言葉があります。かつてCTOとして採用した社員で、当時斬新であったDev Opsを導入し、サービスをマーケットに出す期間を革新的に向上させた方がおりました。ですが、そのやり口は強引で他部署とのケンカが絶えず、一方で狂信的な支持者もいました。結局辞めていただく事になりました。その判断は、経営陣を非常に悩ませ、パーソナルコーチをつけるなど対応しましたが、三子の魂、というか行動は変わりませんでした。
職場での人間関係は、人生の質を左右すると言っても過言ではありません。今職場のハラスメントに悩んでいる方がいたら、まずは記録をつける事です。心を病むまで我慢する必要はありません。もしも組織が放置するようであれば、あらゆる手立てを使って距離をとってください。転職もありです。
それでは良い1日を!