こんにちはAbbyです。ご訪問ありがとうございます。
かつて米国(当社)と日本(クライアント)である新しいサービスをローンチするプロジェクトチームが編成され、私も参加した事がありました。
一番揉めたのは、プロジェクトのスケジュールでした。話し合いで合意に至ったタイムラインとそのアクションアイテムでしたが、米国のチームメンバーは、あれこれと理由をつけてはスケジュールを後ろ倒しして来ました。これに対してお客さまである日本サイドは激怒しました。
米国サイドでは、規制をクリアする必要があり、そのために遅れが出るのは致し方ない。状況は時事刻々変化しているので、スケジュールなど臨機応変に進めるのは至極当然という考えでした。日本サイドはそのサービスの開始日を宣伝広告していたので、サービス開始を遅らせる事は不可能。この件は何度も両社のトップまでエスカレートされました。
グローバルなプロジェクトを行う際に、お互いのをカルチャー・考え方の違いを理解する、ということが非常に重要であることを、私はその時に初めて痛感し、学びました。またその時、日本人である私に白羽の矢が当たり、日本人はどういう価値観を持って仕事にあたるのか米国のプロジェクト参加者にプレゼンせよ、と指示がありました。残念ながらその時の私には、全くその手の知見がなく、米国で日本企業に勤務していた現地の人等にインタビューしたのですが、しょぼいプレゼンしかできず、悔しい思いをしました。