Let's be comfortable with something different !!

仕事や結婚を通して、多様性の面白さと難しさに日々向き合っています。気楽にご覧いただけたら嬉しいです!

消えなかった米国勤務の夢。そして米国へ。

Be comfortable with something different !!

こんにちはAbbyです。

一度は海外で暮らしてみたいと思う方はある程度いらっしゃるかと思います。

私自身は、海外で仕事をする事が幼少からの夢でした。それなのに、夢に向かって突き進む、という人生ではなく、両親の意向に従い大学卒業直後は故郷に帰り日本の企業に就職しました。ところが心のどこかにその夢は常にあり、ずいぶん経ってから米国外資に就職しました。その会社で海外から日本駐在に来ていた米国人の話に度肝を抜かれました。「両親は駐在でシンガポールにおり、姉はカナダで勤務、弟は英国の大学に在学。米国の実家には祖父母が住んでいる。クリスマスはどこの国に集まるか今検討中。」と。なんて規模のデカい家族なんだ!!!!!! そんなことってありなんだ、、、。

 

それから転期が訪れました。米国外資での私のポジションが、米国の別会社にアウトソースされることになり、そのポジションと一緒に米国ヘ行く気はあるか、とお話しを頂きました。ところが、長年の夢が目の前にあるにもかかわらず、私はまだ数知れない「行けない理由。」を挙げ、国内で転職活動をしていました。結局国内での転職で落ちまくり(!)、米国のポジションだけになった時、始めてもう行くしかない、との想いが生まれました。駐在ではないので、何のサポートもなく段ボール箱3つ持ってたった一人誰も知らない米国に行きました。

 

様々なカルチャーショックの禊を受けることになりました。米国の社員用IDカードは、皆笑顔の写真です。私だけ強張った顔の写真で、部署の皆にどうしたのと不思議がられました。ある時は、緊張のあまり俯いて廊下を歩いていた際、見知らぬ人が「Smile!!!」と声をかけてくれました。忘れられません。Be comfortable with something different. って簡単じゃない、と思います。ですがその扉を開くと、素晴らしい出会いや実りある体験に溢れていました。