こんにちはAbbyです。
今日は、米国で会った非米国人の国別の印象についてお話しします。
日本人:帰国を前提に米国滞在している人が多い。
日本人は、圧倒的に駐在として米国在住になる方が多い印象を受けます。英語のレベルは高い方ではありません。むしろ駐在中に英語を身につけろ、と派遣されて来るのでしょう。ところがいづれ帰国、というマインドセットがあるせいか、フォーカスはあくまで本社。あれだけ米国現地の実情を体験したのに、帰国直後に本社サイドに寝返り、本社と現地のブリッジになるどころか、実情を知った上で本社サイドに付く。地域の人や文化とブレンドしない、という印象を持つアメリカ人は多いと思います。永住を決断して土地にブレンドするには、2世代かかると思います。
韓国人:永住目的で来るので、覚悟が違う。
先ずは米国現地の会社に就職して、ビジネスビザで入国。その後グリーンカードか市民権へと進む人が多い。永住目的なので、物凄い勢いで語学が上達します。ビジネスシーンで会った方のみでなく、同じマンションに住んでいた奥さん、学校であった子供たちもあっという間に英語が上手くなります。地域の人や文化とどんどんブレンドしていきます。
中国人:ネットワークであっという間にコミュニティを形成
どの国にもChina Townがあるように、ネットワークを利用してどんどんコミュニティを広げていきます。英語がうまい下手を全く気にせず、バンバン話します。中国人は、自分らの文化を移植する、という印象です。新しい土地に臆する事なく、自分らのテリトリーを広げていくイメージです。あまりブレンドしません。
インド人:サッとブレンドしてゆく頭脳派と母国の文化を重んじる庶民派の2種類
興味深いなと思うのは、さっさと土地の文化に馴染んでゆくのは、頭脳派に多いという事です。優秀なエンジニア、ビジネスマン、医師などは組織のリーダーにもなって行きます。一方
庶民派の方は、時々母国の装束で出社し食事も母国のお料理がメイン。
メキシコ人:家族思いのハードワーカー
優秀なメキシコ人も多いのですが、庭の芝刈りや冬の除雪など2−3の仕事を掛け持ちで請け負う人も多い。相当ハードに働きます。米国のお隣ですが、入国に問題のあるケースでは出国したら最後もう戻れなくなるなど色々不具合もあるようです。
ヨーロッパの人々:
ランゲージバリアや人種に関するハードルが低いものの、「Leave your culture at the door step」という言葉があるように、覚悟の定住タイプでブレンドも早い。言語という意味では、異なる言語もあるのですが、習得は早くやはりルーツの類似性を感じます。
ここでは、意識的に中東、アフリカンアメリカンの記載を控えています。
明日は、米国人から聞いた日本人の印象についてお話しします。