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マイノリティの立場

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こんにちはAbbyです。ご訪問ありがとうございます。

 

「マイノリティ」と言う言葉があります。大多数を意味するマジョリティの反対です。

米国の職場では、アジア人+女性+英語が母国語でない私はマイノリティーでした。他にもアジア人で女性はいましたが、比率でいくと圧倒的に少数派ということになります。

 

マイノリティーの立場は私の印象で言うと、一匹狼です。私には言語の壁があり、周囲の人々は皆Extravertでズバズバ意見を言うタイプ。圧倒的なAway感があります。ですがそんな中でも存在感を発揮し、組織に貢献しないと明日はレイオフ(クビ)です。米国でレイオフは合法なので、容赦はありません。生き残り方法は二つ。

 

①実力でリスペクトを勝ち取る:日本人には、モノをコツコツと作り上げる強みがあります。日本人というだけで、ある程度信用してくれます。その信用があるうちに、資料作成やアイデア出しの際は、徹底的に詳細まで分析し、アイデアのプロコン(良い点悪い点)を洗い出します。私は人事なので、社員の給与を個人レベルで徹底的に分析し、改善案を出したときに皆の対応が変わりました。これは何もコンサルレベルの分析が必要なわけではありません。米国の社員はただでさえ大雑把なタイプが多いので、日本人はここで強みを生かせます。頭を使って必死に考え、発表していくことです。

 

レジリエンス(心折れても進む強さ):何があっても経験と勉強であると割り切り吸収することです。大谷選手も当初は差別的な対応を受けたと聞きました。ですがそこで大人の対応をし、意地悪をしてくる相手に対しても真摯に対応しているうちに認めてくれる仲間が出てきます。相手の自信と強さは人を惹きつけます。

 

正直心折れる日もありましたが、そんなことで怯んでいては、海外で自分の居場所を作るのは困難です。マイノリティーには、マイノリティーの立場を克服して行かなければならないところですが、多くの日本人がそこを乗り越えています。米国で働く、と言う子供の頃からの夢は予想以上にタフでしたが、あの経験があって今の自分があると思います。