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記憶に残るDistinguished engineerと職場環境

Be comfortable with something different !!

こんにちはAbbyです。ご訪問ありがとうございます。

 

Distinguished engineerというタイトルがる組織は多数あると思います。

優秀なエンジニアが、部下を持つマネジメントに進まずに、その専門性で組織に貢献するためのタイトルです。これまでのキャリアの中で、人事としてそうしたタイトルを持つ方と仕事をする機会がありました。NASAやミリタリーから入社された、という方もいらっしゃいました。

 

その中で、このブログでも何回か取り上げたDistinguished engineerの方がいます。

難解なシステムの不具合をあっという間に解決した人です。

トランスジェンダーでもあったその方は、実はとても生きづらそうに見えました。

度々服用中の薬の副作用で、出社が出来なかったり(コロナ前)、会社にいてもなんとなく人を寄せ付けず浮いている印象がありました。別に会社で陽気になれ、ということではないのですが、本人が辛そうで心療内科にもかかっていました。

 

これは多分に、典型的な職場環境にいたから生じた苦悩だと思います。広いフロアのオープンスペースに他の方と並んでその方のデスクがあり、すぐそばを人が往来するような状況でした。適切な環境づくりをもっと人事(私)が率先してするべきであったと、今も思います。

 

同様に多くの社員が、音、室内温度、匂いなどの環境に対して人事にリクエストを出してきます。コロナでの在宅勤務は、こうした職場環境のお悩みを解決するものでありました。コロナが収束に向かい、今後また100%出社に戻るのでなく、多様な勤務形態、職場環境があり、効率性も保たれる働き方について研究が進みオフィス環境も変化していくかと思います。