Let's be comfortable with something different !!

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職場のメンタルヘルス 2

Be comfortable with something different !!

こんにちはAbbyです。

昨日のポストで、ハラスメントに関して取り上げましたが、本日は職場のメンタルヘルスについて、ワークライフバランスという点からお話しします。

 

社畜ワーカホリックという言葉があります。いまだにそんな方がいるのか、という気もしますが確実に存在します。日付が変わっても仕事しており、翌朝(と言っても日付が変わっているので当日ですが)も午前7時には出社という方、24時間何処かの国で空いているマーケットを追う方、そしてその勤務状況が常態化している方等。仕事というのは、ドラッグに近い効果があると私も思います。達成感、優越感、自己肯定感、どれもパワフルな感情です。継続的にでなくても、プロジェクトが佳境に入っている時、何かリカバリーが必要な時など、クレージーな働き方で対応する必要がある、という事も理解します。そんな時は、月に80時間の残業時間などあっという間でしょう。ですが確実に心身は影響を受けます。

 

前日までバリバリと仕事をしていたのに、ある夜突然人事部の私のところに電話が来て「もう仕事できない」と号泣する、なんてケースは一人や二人ではありません。米国にいた時にもそんな電話がありました。皆優秀で責任感の強い、向上心のある方々でした。

 

ワークライフバランスという言葉を始めて聞いた際に、ワークもライフじゃないの?と思いました。これは米国初のタームですが、ワークと家族/個人の時間は別物とするコンセプトです。

そのせいか、米国人は午後3時ともなるとさっさと帰宅し”ライフ”の時間を取っていました。米国の女性は強いので、共に家庭を築く男性が家事育児をしない、という状況を受け入れません。日本人もライフの時間を確保し、自分をワークから引き剥がすぐらいの覚悟がないと、仕事は際限なく貴方の時間を消費していきます。仕事から得ることのできる充実感は変え難いものがあります。ですが、家族でも、個人でも異なる引き出し、複数のチャンネルを持つことで気分転換、頭の切り替えができると思います。長い目で見れば、よりサステナブルであると思います。その時間管理をする事も、大切なスキルと思います。