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Googleのレイオフの仕方について物申すアメリカのYou Tube

Be comfortable with something different !!

こんにちはAbbyです。

 

今年早々に、Googleが12,000人のレイオフをしました。レイオフ外資では”あるある”なのですが、今回は面談で、会社がレイオフの断行に至った理由、会社都合退職の際に支給される退職金の説明等はなく、朝起きたら会社のシステムにアクセスできず、個人メールにレイオフの連絡が来る、と言うプロセスを取ったようです。そのやり方に対して、非人間的だと非難の声を上げているYouTubeがあったのでご紹介します。2000件近く寄せられているコメントも興味深いです。You TuberのRamsayは、259万登録のあるインフルエンサーです。その人がレイオフのやり方を非難している、と言う点に注目です。

https://www.youtube.com/watch?v=Jr5m9Rcfexs

 

ただし米国ではレイオフはAt Willです。つまり会社都合退職は、違法ではありません。ここは日本と全く異なるところで、日本の労働者の場合、退職勧奨を承諾する、あるいはお金の着服等でもしない限り、会社が社員を退職させることはほぼできません。

 

レイオフあるあるの国でも、このやり方はあんまりだ、と言っており、レイオフされた社員は涙を流している状況をSNSにポストしています。コメントでは、「会社に対する忠誠心なんてバカバカしい。」、「生涯でただ一人信頼できる雇用者は自分。」、「こんなことする会社なら、自分からやめるよ。」等、納得のコメント。レイオフあるあるの米国でも、人々の考えることは同じ。今回レイオフにならなかった人々も、自分の会社のやり方を見て明日は我が身とモチベーションを落とし、しばらく会社のモラルは地に落ちます。

 

それでも動画内で、「イライラする状況だけど、これが終わりではない。特別退職金もある。さっさとmove onしよう!」と励ましのコメントを出していました。

 

GoogleのCEOなら相当な年収と思うので、業績改善なら末端の社員を切るより、自分を含めた経営陣が責任とってやめた方がヨッぼどPLは改善するでしょう。また、こんなやり方をする会社、と言うことで世の評判も下降。

 

そしてもう一つ。働き方や女性の地位などでは、米国は日本の10年先を行っているともいます。「Googleは会社都合退職者をAIで選択しているのでは!」と言うコメント通り、日本にもそんな日が来るのか?とも思いました。