こんにちはAbbyです。
日本が集団主義か個人主義か、という点では集団主義と言われることが多いかと思います。
村社会の慣習を逸脱すると「村八分」という制裁があったり(福井県池田町はその例かも!)、学校という閉ざされた組織ではいじめに遭わないよう周囲との調和を重んじたり、集団主義だな、と思うところはあります。かつてあるコメデイアンが「赤信号、皆んなで渡れば怖くない」というギャグを連発し、皆の共感を得ていました。最近ではマスクの着用は、政府が指針を出す必要がある、と言うのも集団主義の考え方だなと感じました。
多勢に居れば安心、と言うことだと思います。反対意見を出し、闘う必要が無いわけで。また一人だけ周囲と異なる行動をして、KYと言われることもないでしょう。ですがこの集団(多勢)への同調圧力は、心地良い環境を生み出す一方、停滞の元になります。
変化をもたらすのは、「よそ者、若者、バカ者」と言いますが、本当にそうだなと共感します。安定がリスクになる、と言うことです。毎日一つでも、新しい事を始める、新しい人に会う、新しい事を学ぶ。そんな事で、変化に対応する足腰は鍛えられると思います。
毎日会社、家族、学校といった集団の中で生きている私たちは、個人である自分の意志、思考、好みと言ったものは後回しになりがちではないでしょうか。そうでなければ集団は成り立たない面もあります。ですが、滅私が普通になっては行き過ぎと思います。
人事として色々な方の生き方を見てきましたが、リスクをとる人、は成功する人が多い、という印象を持っています。印象だけでなく裏付けが欲しいので、個人的にはその辺り研究してみたいものです。