こんにちはAbbyです。
掲題の条文については、すでにネットでご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
（一応リンクを貼っておきます。移住者に対して現住の区長会が出したものです。）
https://www.town.ikeda.fukui.jp/pick/pickjukyo/p002780_d/fil/nanakajou.pdf
”福井県池田町は人口約2300人、森林面積が90％を超える森に囲まれた小さな町で、心をいやす日本の原風景、作物をいつくしむ感謝の気持ち、人と人が思いやり、支えあって暮らす「あたりまえをたやさないまち」を目指している。”町だそうです。ですがこの条文を見る限り、条文に従わなければ共存は無理、という排他性を感じます。
長野県に小諸という小さな市があります。かつて上野から人々が長野市に行く路線の停車駅としてデパートもできるほど栄えていました。ところが新幹線開通の際、変化を嫌う当時の地域の人々が新幹線小諸駅の設置を拒絶。そのためJRは小諸を避けて佐久平に駅を設置しました。その結果、小諸はすっかり過疎化高齢化が進み、忘れ去られた地域となりました。
変化を起こすのは、「若者、馬鹿者、よそもの」と言われますが、本当にその通りと思います。何につけても慣れたもの、というのは居心地の良いものです。郷に行っては郷に従え、という言葉もあります。ですが、世界を見渡せば変化は日進月歩。毎日少しでも良いから、何か新しいことを学ぶ、という姿勢があれば池田町も小諸市も違った未来があったのかと思います。
