Let's be comfortable with something different !!

仕事や結婚を通して、多様性の面白さと難しさに日々向き合っています。気楽にご覧いただけたら嬉しいです!

When one door closes, another door opens.

Be comfortable with something different !!

こんにちはAbbyです。

 

ここしばらくレイオフについてお話ししてきました。

今の時代どこの企業にいても、一生安泰という保証はありません。かつて山一證券に勤務していた同僚は、非常に優秀な人でしたが、最後に自分の名前をシステムから消して会社を閉じたと聞きました。今は超大手外資で大活躍しています。

 

掲題の”When one door closes, another door opens.”は、直訳では「一つのドアが閉まると、他のドアが開く。」という事で、必ず次のチャンスは来る、という事です。ある会社でレイオフになっても、必ず次の会社が見つかり皆新しい会社でスタートしてゆくのを見てきました。ただし、待っていても次のチャンスは来ません。

 

① まずは日頃の備え。常に自分のスキルをシビアに見直し、マーケットでのEmployability(再雇用される能力)をつけておくこと。現状安定し、茹でガエルになっていると、初動が遅くなります。その意味では、管理職経験は年齢がいってからも転職には格段に有利です。苦労は無駄にはなりません。

② この際、自分の人生を点検し、次の一歩をどう踏み出すか考える。起業、先がない産業からの脱出、地方勤務の可能性など、選択肢は多岐に渡ります。

レイオフになっても1年はやっていける貯蓄をしておく。ご家族がいる場合も同様です。共働きであれば、一方がレイオフになった際には支えていく覚悟が必要です。この金銭的余裕は、メンタル面のショックを多少なりとも緩和します。

④ 会社都合退職の場合、雇用保険はすぐに支給されます。散々保険料を支払ってきたのだから、使えるものは使いましょう。

⑤ 転職エージェントはわんさかおります。彼ら彼女らは、人々の転職を助けてナンボの商売をしているので、蛇の道は蛇、専門家にアシストを依頼しましょう。さらに転職エージェントには、企業が採用時に手数料を払うので、あなたは1円も払う必要はありません。

⑥ お子さんへの影響が心配の方もいらっしゃるでしょう。ですが、人生の荒波は避けられません。転職で転居が必要だけど、子供の転校はかわいそう、などど不利な点だけを考えがちです。ですが、転校は子供を成長させます。コロナでさえ、在学勤務やDXが進むなど良い点もありました。物は考えようです。

 

中にはどうしてもレイオフは解せない、と退職勧奨にサインしない方もいらっしゃいます。それはそれで、個人の選択です。日本は労働者が守られているので、退職勧奨に同意しなければ、退職を強いることはできません。