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仕事や結婚を通して、多様性の面白さと難しさに日々向き合っています。気楽にご覧いただけたら嬉しいです!

お役所対応が難しい国 インド編

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以前勤務していた会社が、米国から海外進出することになり、その一環でインド政府に駐在員の渡航や税金処理に関する書類を提出する必要がありました。その件に関しては、某4大会計事務所の一つに高いお金を出してサポートを受けました。

 

このプロセスはどの国でも煩雑で困難を極めるものですが、インドはその上に、お役所で対応してくださった人によって、回答が異なるというケースが散見され非常に苦労しました。

日本でも、税務署や労働基準監督署で言われたことが微妙に異なることはあり得ることです。そのために、複数の言質を取って確認し回答者の名前と日付を記録しておくことは基本中のキです。ですが、インドのそれは全く違うレベルで、書類提出にあたってはリーズナブルな方が対応してくださる事を祈る始末。そして某4大会計事務所の対応も、お国柄があり興味深いものでした。

 

これはまさに文化なのだと思います。今後改善されていくと思いますが、正直日本人の几帳面な時間感覚とも異なるものがあるように思います。とはいえ、締切にルーズであるということはなく、締切はあるのですが、その締切がある、という感覚が薄いというか、支払いの請求が突然来ます。今後どういう支払いがあるのか、項目とおおよその金額(もしくは計算根拠)を事前に教えてほしい、と言っても回答が来たことはありませんでした。

 

時間に相当の余裕を持ち、不明点があれば必ずメールで確認し、担当者によって内容が異なることを理解し、万全の体制で臨む、ということをオススメします。

 

 

 

 

最近の米国の変化

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3月22日付のWall Street Journal で、最新世論調査を発表しました。

1998年当時「愛国心は重要」とした人は70%であったものが、今回は38%に減少。とのことです。

 

昨今の米国のニュースを見ていると、トランスジェンダーと治安のけんが大きなトピックになっています。

 

先ずはトランスジェンダーのアスリートが、女子部門に参加するのは不公平だ、というあたりからこの問題が急速に大きくなってきました。もう一つが治安です。先日はシカゴで、若年層が街で人々を襲い、問題になっています。

 

時代と共に様相は変化していきます。チャットGPTが出て、米国の愛国心が低下する。こうした事象は、日本にも影響を及ぼしています。ここで国防をどうするか、AIがどうなるか、ということを話すつもりはありませんが、これまでと全く異なる時代が来る、ということには畏怖を禁じ得ません。異なるものに怖気付かない、という趣旨のブログですが、時代の変化にも対応していく必要があります。異なる明日でも必ずやってきます。皆様にとって日々が良いでありますように。

 

成長と共にインプットされる偏見

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かつてシカゴ郊外のとある幼稚園、小学校に行く機会がありました。そこでは、様々な人種の子供達が楽しそうに遊んでいました。考えてみると、子供の頃は、遊び友達の人種は全く関係ありません。そこには日本から来た駐在の子女がいて、言葉もままなりませんでしたが、一緒に駆け回っているところを見て感動しました。

 

やがて年齢が上がると、まずは言葉の壁、次はその年齢に至るまでに見聞した大人からの偏見がインプットされ、程なく子供たちはグループを作るようになります。

 

ある知人が会社で、会社による人種差別の事実を目撃し上司に報告したところ、翌日解雇になりました。知人は白人で、差別を受けたのはアジア人とメキシコ人のようです。この件は、今も会社に対するクラスアクション(グループで会社を相手取って訴訟を起こすこと。)が継続しています。1審で会社の非(会社の人種差別と不当解雇)が認められ、数百万単位の支払いが会社に課せられたそうです。それを聞いた他の社員も、自らの経験を開示してクラスアクションに加わり、どうやら2審に持ち込み数千万単位の当初からの要求を通す勢いだそうです。これは米国の話ですが、こうして闘って不公平を駆逐している勇気に感心します。一方そうした闘いが、今も続いているということも事実です。米国の経営者は、人種に関しては本当に配慮する方が多い中で、やはりまだこうした古い企業もあるということなのでしょう。

 

成長と共に偏見はインプットされるものですが、この知人は偏見に染まらない自身の信条があり、強い人だなと感じます。ですが私が会った海外の人々には、この強さを持っている方が多いと感じます。宗教のためなのか、環境なのか、文化なのか、司法のパワーなのか、それら全てなのか、と考えています。

 

 

民間レベルの協働

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先日ある病院を訪れる用事がありました。そこでは中国、イタリア、インドネシアの医師が研修に来ており、技術の習得に真剣に取り組んでおり胸を打たれました。

またある知人は、アフリカで役に立つ日本の機器を販売するために、現場の声を徹底的に聞くそうです。営業は、相手の立場に立つ事と断言されていました。

韓国と日本が政治レベルでもめている際、私の韓国の同僚は、日本のシステムのアップグレードの際、連日夜遅くまでアシストしてくれました。

 

民間レベルでは、グローバルで今と未来を協働して生きているように思います。過去の戦争によるわだかまりのある人はいらっしゃるのでしょうが、一部の独裁者によって、戦争が終わらないという事が本当に悔しい思いです。

 

 

 

印象に残る上司

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仕事をする上で、どんな上司に巡り会えるか、は日常生活の質に影響します。

一番印象に残っているのは、テキサス出身の女性上司でした。

何が良かったかというと:

①自分で課題を解決することを徹底的にサポート:各人の意見を聞き尊重してくれました。

どんな取り組みや努力をしているかをしっかり見ていて下さり、修正が必要であれば「頭悪いな。」と言った嫌味でなく非常に厳しい直球で助言が飛んできます。結局ビジネスの能力は、課題を解決できるかどうかにかかると思います。この上司のもとで、そこを学べたのは後々のキャリアの礎となりました。

 

②今後のキャリアを後押ししてくれた:他部署でもよさそうなポジションがあれば聞き付けてきて、このポジションはどうかと打診してくれました。向上心のある女性だっだので、影響を受けました。

 

③プレゼンの際のサポート:クライアントへのプレゼンは緊張するものですが、彼女はいつも部下の近くに陣取り、「あなたのプレゼンは、最高にうまくいっている。」とでも言いたげな驚いた表情で部下をサポートしてくれました。その表情を見て、皆どれだけ勇気づけられ自信につながったか知れません。

 

この人のためなら、なんでもやろうと思った上司でした。一方、部下でいる最中は本当に苦手な上司でしたが、後になって視座の高いリーダーだったのだと気がついた方もいらっしゃいます。上司に関しては、塞翁が馬かもしれません。反面教師にも学ぶところはあるものです。ただし、メンタルヘルスの点からは、苦手な上司とはなるべく早く距離を取るのが良いとは思います。人間は、その人らしくいられる時に最大のパフォーマンスができるものですから。

多民族社会と単一民族社会

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日本の少子化が進む中、日本へのビジネス、観光客、人材のインバウンドは必須かと思います。一方日本がある程度海外からの人材流入を、①高い法人税、②入国管理の厳しさ、③外国人の日本居住へのハードルの高さ等によってある程度コントロールしてきたことにも利点はあります。やはり単一民族は暮らし易い。同じ民族ですから。

 

米国はMelting potと呼ばれ、多民族が融合しているという事実もある一方、和して同ぜずという面もあります。和していればまだマシですが、Black life mattersのあたりから最近は民族間での分断も進んだような気がします。米国はAt willと言って会社が社員をレイオフするのは合法ですが、人種によってはレイオフが差別だと言われ本当に複雑です。犯罪率も昨今ウナギ登りです。ホームレスが増え、住宅地でもガンファイトが起こり、緊張が高まっています。日本は、治安も良く街は綺麗です。単一国家であることがこれほど安全な環境を作り出す、ということでしょうか。

 

ですがそうした試練のない日本、安全であるからこその茹でガエル状態では危険です。

シンガポールや香港でも、昔より格段に外人の姿が増えたように見えます。日本へ来たいと言ってくださる外人、日本人は真面目で信頼できる、と言ってくださる外人は多いと思います。この評判が途絶えてしまわないように、また日本の良さも保ちつつバランスをとっていく必要があると思います。難しい舵取りですが、できないことはないと思います。

 

 

日本へのインバウンドは今後増えるのか

こんにちはAbbyです。

 

ここの所、コロナで影を潜めていた海外出張、海外本社からの日本訪問が復活してきました。

観光地でも、色んな所で海外の方を見かけることが増えました。

 

これに対して、日本の皆さんはどんな印象をお持ちなのでしょうか。私は大歓迎なのですが、中には外人が増えてやだな、と思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

先日、駅でモノレールを待っていた際、始発駅でドアが開くと、横並びで(通常はドアに向かって縦並びですが)順番を待っていた人々に気がつかずさっさと乗り込んでいた外人グループがいました。後ろにいた日本人の方が「何だよ。」と呟くのが聞こえました。ですがその時、別の外人グループが、「順番だよ。」と説明してくださり、その方らは、謝りながら最後列に並んでいました。実は同日に同様の状況を2度見ました。海外の人々同士で注意しあっている風景でした。

 

昨日はシンガポールから来た元上司とランチがありました。日本が大好きで、日本の拠点に問題がなくても何だかんだと言っては日本にやってきます。お陰様で日本の状況は具にご覧いただき、承認を要する案件もあっという間に済ませてくれる信頼関係ができました。

 

中には無謀な外人もいらっしゃるかと思います。ですが身内贔屓を承知で言えば、日本に住む外国人も、日本の人々に嫌われないよう、迷惑がかからないよう本当に気を使っています。ごみの分別など、今では夫の方が数倍几帳面です。

 

人口減少の局面にある日本が、少しでもその厳しい門戸を開き日本へのインバウンドを増やすことができたら、外貨を稼ぎビジネスを呼び込むことができるのでは、と考えます。