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バラバラなチームをUniteした目標

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こんにちはAbbyです。

 

かつてソフトエンジニアのチーム、人数は7名、を人事としてサポートしていました。

チーム内で方向性が分かれるなどチームはバラバラ、烏合の衆と化していました。地獄の研修「Stop at Nothing」(本音でチーム構成員への要望を、全員が一人一人に告げる研修。)も実行しましたが、溝は埋まりませんでした。どうしたものかと部長と対策を練っている最中に、あるプロジェクトが発生しました。これはクライアントからの追加の要望でした。担当はこのバラバラなチーム。社長も交えてどうしたものか、と話し合い。メンバーを入れ替える、特別ボーナスの支給をするなどテコ入れを検討しました。

 

最初はプロジェクトに乗り気でなかったチームですが、ある日を境に一変し、猛烈な勢いで協力体制を構築しました。きっかけは?????

 

それは、他社との競争でした。当時、当社とずっと競合関係にあった会社で同様の開発をしているとの情報が入り、この競合他社に勝つ!!!というシンプルな目標がチームを蘇らせた、というかユナイトさせました。正直これ以外にも、いくつか理由があるのですが、ダントツはこの理由でした。何名かが、その競合他社を古巣としており、俄然競争意識に火がついたのでしょう。

 

一つのチームが、一つの目標に向かう、という状況がこれほどまでチームをまとめるのか、と驚いたケースでした。なんとそのチームは相当の負荷を乗り越え、期日までに納品を済ませ、クライアントも大喜び。チーム全員に特別ボーナスが支給されました。

 

後にその担当部長から、「具体的な共通目標、パーパス」というものがどれほどチームを動かすか実感した、と。私もその通りの実感を抱きました。パーパスの大切さ、について話す時私はいつもこのケースが思い立ちます。同じパーパスを持った集団て強いんだな、と。