Let's be comfortable with something different !!

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海外で勤務する方法

Be comfortable with something different !!

こんにちはAbbyです。

 

海外で暮らし、仕事をしてみたい、という方に情報共有します。

 

A: 駐在勤務 →  現在の会社から派遣されて海外勤務をする場合です。一番手っ取り早く、会社から下記のようなサポートを受けることが可能です。但し、Teamsのような会議システムが発達したので実際に駐在員を送る費用を削る企業が増えてきました。会社によってカバーする項目が異なることをご了承ください。

  1. ホストカントリー(派遣先)でのビサ取得
  2. 渡航費用(飛行機、現地タクシー、渡航前後のホテル代等)
  3. 住宅の手配と費用 (現居住家屋を賃貸した場合、相殺がある可能性大)
  4. 引越し(海運は3ヶ月ほどかかる場合がある。空輸は高いので最低限のみ。)
  5. 引越し手当
  6. 現地銀行口座位の開設
  7. 駐在期間の税金サポート (ホストカントリー、ホームカントリー両方とも)
  8. 駐在期間の社会保険手続き (ホストカントリー、ホームカントリー両方とも)
  9. 引越しにかかる現住居の売却、賃貸サポート
  10. 子供の学校手配 
  11. ホストカントリーでの生活費水準に合わせた給与の調整 (例)東京とNYの典型的な生活費を比較して、必要であれば差額を補填
  12. 駐在手当
  13. 年1回の帰国費用 (会社によっては2回のところも。)
  14. 家族帯同であれば、渡航費用等も家族対応
  15. ホストカントリーでの生活ガイド (言語、カルチャー、基本的な生活習慣等)
  16. 渡航先に着いた際のお迎え

会社によっては、さらに手厚くサポートするところもあります。ご覧のように、至れり尽くせりです。海外で不具合があっても、会社が守ってくれるという安心感は絶大です。

 

B: 自分で探して転職する→ 先ずは転職エージェントを当たるのが最短です。今ではIndeedやLinkedInのように、オンラインで海外の仕事を探すことは容易にできます。先ずは応募し、面接を受けることです。この場合、駐在員と異なり行った先の国でローカル採用となるため、駐在であれば受けることのできるサポートの中で、ローカル採用が受けられるサポートは、せいぜいビザくらいで、あとは全て自分でやることになります。私はこのケースで、現地に行く前もビザの取得で大騒ぎでしたが、着いた直後から当地での銀行口座の開設等、1週間死に物狂いで地図を片手に慣れない運転であちこち回りました。アパートも、日本にいるうちにインターネットで見つけ自分で交渉しました。ありがとうインターネット!!

 

C: 留学からの就職 → すでに居住地での就職となるため、ある程度土地勘や環境が整備されておりBよりハードルは低いかと思います。但し就職するとなれば、何か企業にメリットとなるものを提示できなければならないので、日本から来たということと大学で学んだことをどこまで活かせるか、にかかります。

 

D: 自分で起業して海外拠点を作る →  ハードルは高そうですが、夢の広がる選択肢です。海外で拠点を持つ場合、その拠点がPermanent entity (PE)であるかどうかが、法人税を払う必要があるかどうかの大きな分かれ目になります。ここは国によって非常に複雑なので、コンサルに高いお金を出して査定していただくことをお勧めしますが、費用は本当に高いです。特にインドでの拠点設置はお気をつけください。研修生を送っただけでも、インドでビジネスをした、とみなされれば法人税を払え、という大問題になります。

 

ハードルは高いですが、多くの日本人が今も海外で働いています!! オススメしないのは、旅行ビザで行って採用を決めることです。飲食店のように、簡単に採用してしまうところもあるのでしょうが、旅行ビザで就業はできません。コンプライアンスには、200%お気をつけください。