Let's be comfortable with something different !!

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外人と働く ⓾ 組織に外国人がいる効果を引き出す

Be comfortable with something different !!

こんにちはAbbyです。

いつも言いたいことを心のままに書いているブログですが、アクセスありがとうございます。

 

組織で外国人を採用しても、日本人と同様なことを期待しているのであれば、外国人を採用した意味がありません。そのため下記ご留意頂けると良いかと思います。

 

1 なぜ外国人を採用するのか明確にする→ 本来は、候補者の中で最適な方がたまたま外国人であった、である方が自然です。ですが、ビザや言語においてそれなりにハードルを超えて採用するので、受け皿が確立していない組織であれば、この軸がないと後悔する事になります。

2 ダイバーシティの観点で採用する場合→ その方の母国の価値観、日本語がイマイチな点をどうメリットにできるのかは、受け皿次第です。

 

外国人をIT部門で採用したことがあります。その方は、3ヶ国語話せるためにグローバルの同僚と非常に良い関係を作り、海外からの社内監査でも詳細まで説明責任を果たしていました。やはりコミュニケーションにおいて、言語は大切と感じました。ですが、独特なお作法がある当局対応の日本語は、まだ達成できるレベルではありませんでした。この場合、相互に補う人材配置がないと、〇〇ができない、という減点評価になってしまいます。これは一例ですが、外国人採用に関わらず、全ての人が全部得意、と言うわけにはいきません。強みを伸ばせる組織文化があれば、外国人が違和感で苦しむことなく、能力を発揮し日本での勤務を有意義なものにできると思います。

 

海外で働く際には、どこか遠慮してしまうところがあります。その国においては、他人の釜の飯を食う、というような思いが私も最初はありました。(最初だけで、その後非常に面の皮が厚くなりました。)そんな余計な遠慮は必要ない組織であると素晴らしいなと思います。お互いの意見を取り入れて協働できれば、双方に大きなメリットがあると思います。