Let's be comfortable with something different !!

仕事や結婚を通して、多様性の面白さと難しさに日々向き合っています。気楽にご覧いただけたら嬉しいです!

ダイバーシティを牽引するためのリーダー

Be comfortable with something different !!

こんにちはAbbyです。

今日はリーダーの役割についてお話しします。

 

多くの人がダイバーシティの効果を頭では理解しています。

ですがダイバーシティの効果を十二分に引き出す事は、本当に難しいと思います。

 

ダイバーシティが活かせない要因

①現状、女性、外国人、障害者、LGBTQ、年齢等、多様な属性を持つ人材が、国会を始め、会社の経営陣にそもそも存在しない。

② 経営者の多くは多様性が重要であることを理解しているが、実行していない。多くは、ダイバーシティ担当者が研修、採用で啓蒙を続けるのみで満足してしまう。

③いざ自分と異なる価値観、考え方が出ると、受容できない中高年男性が多すぎる。

④一方中高年女性は、会議内での反対意見やコンフリクトを恐れ意見できず、フォロワーになってしまう。

⑤多様性とはいえ、誰でもインクルードすれば効果が出る訳ではない。「若者、よそ者、ばか者」が新しい発想をするというが、誰をどうインクルードするのかもなかなか難しい。

 

気持ちはわかる。経営陣程メンツがあり、無能だと思われたくない虚勢がどうしても前にでる。議論は勝ち負けではないが、言い負かされるのは避けたいであろう。一方女性は、皆の前で反対され、批判されるのに耐えられない。かつてある女性幹部候補から「会議で守ってくれる人がいない。」と言われ心底驚いたことがある。そんな人が必要では、部下や組織は守れないでしょ。

 

ヒエラルキーのない組織形態がどんどん出てきており、組織の進化が今後ますます進んでいくのが楽しみです。