こんにちはAbbyです。
米国で勤務していた会社のCEOが、カルチャー委員会を作った事があります。当社らしいカルチャーの醸成を、との目的でしたが全くの失敗に終わりました。その時の経験を共有したいと思います。
各部から、インフルエンサーと呼ばれる社員が集められ、「当社のカルチャーの現状把握」から始まりました。その会社の特徴として、ハードエンジニア+ソフトエンジニア+航空会社出身+ミリタリー出身という、大きなマッピングがあり、それぞれのグループが異なるカルチャーを持っている、という幸先の良い分析から始まりました。
・ハードエンジニア:ロジカル思考で、粛々とテストを重ねるタイプで、ミリタリー出身が多い
・ソフトエンジニア:応用思考に近いオペレーションフォーカスで、まずはマーケットに出したいタイプ
・航空会社出身:スマートでお客様対応最優先
マッピングは出来たものの、その後「じゃあどうするの」から会議は膠着し、結局あまり効果的なソリューションに至りませんでした。まさに、グループごとに方向性が異なり、互いが折り合わないという地獄絵図となりました。
明日は、そこからどう突破していったかを共有します。