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リーダーの引き際 次のステージに行く決断

Be comfortable with something different !!

こんにちはAbbyです。

 

最近すごいな、と思う引き際が2件ありました。マネックスグループCEO:松本大氏とトヨタ自動車社長:豊田章男氏です。

 

経営者にとって、引き際をどこに設定するかは本当に難しい判断と思います。

まだまだやれる、と権力の座にしがみつき老害となってゆく日本の経営者が多い中で、上記3名の判断は潔く、かっこいいなと思いました。

 

彼らには、自己を見つめる厳しい目があり、未知のステージに進む勇気があるのだと思います。時代も経済も国際情勢も日々動いている中で、よる年並みに抗っているようなリーダーでは競争に勝てません。米国の大統領も80歳となり、老いがそこここに散見され見ていて可哀想ですらあります。

 

健康寿命が伸びたとしても、その結果上層部が高齢者で厚くなっていくだけの組織となると、停滞と若い層の失望感は深刻になるでしょう。時代の動きを甘く見てはいけません。

 

こうしたリーダー達は、組織の最前線を退いたとしても、まだまだ使命はあり決して引退ではありません。新たなステージに進み、60歳を超えたリーダーの役割を身をもって示してくれると思います。

 

一方、年齢がくれば年寄りはさっさと消えろ、というつもりはありません。ユニクロの柳井社長は、先んじて賃上げを発表するなど、機を見て敏。やはり素晴らしい経営者と再認識しました。それでも、後継者育成に関してはあちらこちらのトップ企業で、なんとも情けないニュースがあります。自分で指名しておきながら、そのやりようを批判し自分が返り咲くという日本電産の状況は、なんともやりきれません。

 

今後の日本のためにも、最前線を退かれるお二人の今後のご活躍に期待します!!