Let's be comfortable with something different !!

仕事や結婚を通して、多様性の面白さと難しさに日々向き合っています。気楽にご覧いただけたら嬉しいです!

コーンロウで卒業式に行った件

Be comfortable with something different !!

こんにちはAbbyです。

 

兵庫県姫路市の高校で起こった件を、ネットニュースで知りました。

この件について米国人の夫と話したところ:

 

夫:学校という場所において、個人主義がどれだけ許容されるかは難しいところ。規則で締め付け、個人の自主的な発想や行動を妨げるのも良くないが、社会に出る前に規則というものを学ぶ場でもある。コーンロウが不潔、というのは頂けないが、学校は複数回当人に学校の規則を説明している模様。日本では馴染みのない髪型で当日現れ、サプライズとするのでなく、確認しておけば良かったのであろう。アフリカンアメリカンのルーツである髪型なのに、といって差別である、との方向に持っていくのは違和感がある。

 

私:正直当初は、全く多様性を理解しない、、、、と考えた。多様性の本質とは、他者に危害のない範囲で一人ひとりがありのままでいられること、と私は考える。生徒の自主性に委ねる、ということが重要と思う一方、学校という場でやり放題では規律のない状態になり、教育現場の難しさを痛感した。職場においても、社員の方が、業績評価実行の日程や新たな規定の導入において、それこそ手取り足取りで詳細を決めないと動けない方がいらっしゃる。結局常識の範囲で、というふんわりした説明で、ケースバイケースになることもあるのが実情。本当は、規定で縛るより、自律で問題ない学校や組織が理想であると思う。有給休暇の日数など規定せずとも、必要な人が必要なだけ取得する、というネットフリックスのような組織文化は日本では難しいと感じる。

 

いづれにしても、良くも悪くも日本の文化。規定をきちんと守るという美徳があり、その規定によって規定外が許容されにくい、従って新たな発想も生まれにくい、という面もあるかと思います。やはり文化というのは、非常に興味深いなと感じた件でした