こんにちはAbbyです。
今日は転職の効果についてお話しします。
日本では30代、40代を中心に増加してきた転職ですが、私は人材の流動性は全く足りていないと考えています。転職の効果は:
①企業文化や考え方のクロスポリネーテイング→一つの会社、組織にずっと居ると、どうしても考え方が似通ってきます。この状態はStagnant(停滞)の原因となります。クロスポリネーテイングとは、蜂が花から花へ飛び回り花粉を運ぶ状況を指します。この点は明日転職の効果2でさらに深掘りします。
②人間関係が苦痛、先の見えないキャリア、会社の方向性に賛同できない、退職勧奨等にあってもポジションにしがみつく必要がない。仕事であれば厳しい局面はあるでしょう。転職先で新たな人間関係が薔薇色である保証もありません。ですが少なくとも面接の段階で転職先の上司、会社、仕事の様子は伺うことはできます。
一方、転職に対する考え方もお国柄があります。
一つの会社に長居をする社員は、
1 転職する能力がない。→他社では採用されない。
2 リスクを取る能力がない。
3 Comfortable zoneから動けない → 尊敬できない上司にパワハラまがいのことをされても、それでも同じ職場をComfortable zoneと誤認し動けない。
大分前のことになりますが、私が新卒で入社した会社は地方の日本の会社でした。社員は全員新卒からの在籍で、会社勤務というものはそういうものだと思っていました。ですから後に外資で転職に対する異なる認識に接した時は驚きました。
生涯同一の会社でも、海外派遣、転勤等の機会もあります。ですが、時代の変化が早くイノベーションが企業の存続に関わる状況においては、組織文化や発想がStagnantでは、勝ち抜けません。