こんにちはAbbyです。
今日は、外資系ではあるあるのバックグラウンドチェックについてお話しします。
外資系企業では、採用候補者の学歴、職歴、保有資格といった項目を確認するプロセスがあります。ちなみに外資で行われているこのプロセスは、出自を調べるいわゆる身元調査とは違います。履歴書等で自己申請された内容を確認する、リスク管理を目的としたプロセスです。確認の結果履歴書等の内容と齟齬があり、虚偽と判明したケースでは、採用取り消し又は解雇の対象となります。日本人は優秀なので、私自身は虚偽の報告をする人を見たことはありません。
ですが、海外では様々なケースがありました。
シスコの技術者認定資格を保有しているという虚偽、ドラッグテストで引っかかる、前職のタイトルが全く違う(あなた、前職取締役ではなかったですよね、というケース。)等。変わったところでは、住所の虚偽もありました。住所はバックグラウンドチェック項目ではないのですが、通常課税のため必須情報です。この方は、たまたま就業前に送った書類が宛先間違いで帰ってきたため調べたところ、私書箱しかなく住所がない事も発覚しました。それ自体説明によってはあり得る話なのですが、メールで問い合わせると、「応募を取り消します。」との一文が届きその後行方知れずとなりました。なんで??
色々な人がいるものです。バレないと思うところが不思議です。