Let's be comfortable with something different !!

仕事や結婚を通して、多様性の面白さと難しさに日々向き合っています。気楽にご覧いただけたら嬉しいです!

お互いの「当たり前」が違う

Be comfortable with something different !!

こんにちはAbbyです。

本日は、「当たり前」と思うことについてお話しします。

 

先ずは、エピソードから。

プロジェクトを始める際に、まずは計画を立てます。目的、アクションプラン、担当者や時間軸も入れて作成するものです。このプランを基に参加者は、自分の役割を理解し、全体がいわゆる「On the same page」で進むことになります。ある日、プロジェクトの最中で想定外のことが起こり、チームが真っ二つに分かれました。米国サイドは、調査に時間が必要と時間軸を大きく変更しました。一方日本サイドは、残業も厭わぬハードワークでこの点をカバーし、時間軸の変更を断固拒否しました。

 

これは詳細においては、双方の利益がぶつかるケースでもあり、一概に言えるものではありませんが、米国サイドは、計画の変更により柔軟で、日本サイドはコミットした内容に忠実であろうとしたわけです。またその対応が、双方にとっては「当たり前」であり相当ぶつかることになりました。お互いの当たり前が違うなんて、日常茶飯事です。ビジネスシーンでなくても、「カレーにソースをかける」なんて信じられないと、別れたカップルがいます。個人の思い込みや信念故に、譲れなくなります。

 

ですが、ちょっと状況を俯瞰してみれば、双方に理があることがわかります。その時に「なるほど。」と思うことができればそこから解決・歩み寄りへと向かいます。つまりお互いの「当たり前」が違う、を前提にしてしまえば余計なぶつかり合いは避けることができます。その前提が、その人の度量、人間性の深みであり、誰でも持てるリーダーシップと思います。