Let's be comfortable with something different !!

仕事や結婚を通して、多様性の面白さと難しさに日々向き合っています。気楽にご覧いただけたら嬉しいです!

適応障害の原因となる思考と多様性の受け入れ

Be comfortable with something different !!

こんにちはAbbyです。

人事を長く担当していて、ここ10年来社員のメンタルの問題は以前よりずっと件数が増えていると感じます。

 

適応障害となりやすい思考パターンは、12通りほどあり、その一つに「命令型思考」があります。これは、〜すべき、〜せねばならない、という思考だそうです。また「トンネル視」という思考パターンもあり、視野狭窄に陥り自分の考え以外は認めない思考です。(「大切な家族が適応障害と診断された時読む本」(浅井逸郎著))

 

この思考パターンは、多様性を受容する思考とは対極にあると思います。「あ、そういう考え方もあるのか。」とか「自分だけで抱え込まず、助けを求め帝ていいのだ。」という広い許容範囲は、健全なメンタルを維持するためにも有効と思います。異なる意見に対しては、何でも賛成する、という事ではなくて、「なるほど」と一旦理解することと思います。これは会議やコールの最中においては言うほど簡単ではありません。通常、人は異なる意見にリアクトし、相手を論破しようと反応することが多いと思います。少なくとも一呼吸入れる事をお勧めします。

 

平素全く問題なく仕事をしている人でも、苦手な上司や、困難なプロジェクトと、試練が重なると、テンパって思考も狭窄になりやすい、というケースを幾つも見てきました。健全なメンタルは本当に大切です。仕事は、スキルだけでやり通せるものではなく、くれぐれもメンタル面のケアもお忘れなく。