Let's be comfortable with something different !!

仕事や結婚を通して、多様性の面白さと難しさに日々向き合っています。気楽にご覧いただけたら嬉しいです!

2023-01-01から1年間の記事一覧

メタバースの導入

こんにちはAbbyです。ご訪問ありがとうございます。 職場でメタバースを導入することになりました。その際の社員の反応が真っ二つに割れて興味深かったので、共有します。 ① 導入反対派:現状維持バイアスの方、効果が十分に検証されていないからという方が…

納得いかない業績評価

こんにちはAbbyです。ご訪問ありがとうございます。 業績評価というのは、難しいものです。毎年人事には、最終的な評価に対して納得いかない、というクレームが来たものです。そもそも意義をを見出せず、やっつけ仕事にしている部署もありました。ですが、や…

ビジネスにおける決定事項の変更

こんにちはAbbyです。ご訪問ありがとうございます。 かつて米国(当社)と日本(クライアント)である新しいサービスをローンチするプロジェクトチームが編成され、私も参加した事がありました。 一番揉めたのは、プロジェクトのスケジュールでした。話し合…

トプダウンの組織、合意制の組織

こんにちはAbbyです。ご訪問ありがとうございます! 近隣の桜が咲き始めました。薄桃色の花びら、キレイです。 さて。誰がビジネス上の決断をするか、その決断は何を意味するか(こちらは明日)、という点には文化の違いが色濃く出ます。 トップダウンの組織…

日本人のきめ細かいオペレーションを脅かす「変更」

こんにちはAbbyです。 日本人の強みは、なんと言っても仕事のQualityである、ということは周知の事実と思います。 海外で生産された商品が、一袋100本として日本に送られてくるのですが、この製品を販売した国内のクライアントから一袋の本数が違う、とクレ…

Work hard, Play hard

こんにちはAbbyです。 Work hard, Play hardという言葉は、海外の同僚からよく聞きます。 このPlay hard については、人生を楽しむマインドに、しばしば感動しました。 米国では郊外の湖のほとりに住んでいました。 驚いたのは、四季折々に近隣住民がその湖…

資産運用の入り口

こんにちはAbbyです。 日本人が、資産運用に保守的であるのは、安全志向が強いからと言われています。 一方米国では会社員であればほぼ全員資産運用をしています。それは会社の退職金が、資産運用を必要とする制度だからです。毎月の給与から、個人が決めた…

When one door closes, another door opens.

こんにちはAbbyです。 ここしばらくレイオフについてお話ししてきました。 今の時代どこの企業にいても、一生安泰という保証はありません。かつて山一證券に勤務していた同僚は、非常に優秀な人でしたが、最後に自分の名前をシステムから消して会社を閉じた…

レイオフの功罪

こんにちはAbbyです。 連日レイオフについて発信してきました。そのやり方が機械的だった、という批判もありますが、今日はレイオフのメリットについてお話ししたいと思います。 当然ながら会社、特にGoogleのような組織には、レイオフによって幾つかメリッ…

レイオフの際、いきなりアクセスを落とすのは

こんにちはAbbyです。 昨日は、Googleのレイオフが非人間的であるとの批判をご紹介しました。 まずショックなのは、会社システムへのアクセスがいきなり落とされてる事。 会社側の言い分としては、Securityの確保があるのかと思います。レイオフがわかった後…

Googleのレイオフの仕方について物申すアメリカのYou Tube

こんにちはAbbyです。 今年早々に、Googleが12,000人のレイオフをしました。レイオフは外資では”あるある”なのですが、今回は面談で、会社がレイオフの断行に至った理由、会社都合退職の際に支給される退職金の説明等はなく、朝起きたら会社のシステムにアク…

個人と集団のバランス

こんにちはAbbyです。 日本が集団主義か個人主義か、という点では集団主義と言われることが多いかと思います。 村社会の慣習を逸脱すると「村八分」という制裁があったり(福井県池田町はその例かも!)、学校という閉ざされた組織ではいじめに遭わないよう…

2022 従業員エンゲージメントの国際比較:イタリア4%、フランス6%、イギリス9%(ギャラップ社調査)

こんにちはAbbyです。 昨日に引き続きエンゲージメント調査について。このサーベイ結果、どうかレポートを取得して詳細も見てください。すごく面白いです! https://www.gallup.com/workplace/349484/state-of-the-global-workplace.aspx?thank-you-report-f…

2022 従業員エンゲージメントの国際比較:日本は5%、米国は35% (ギャラップ社調査)

こんにちはAbbyです。 社員のエンゲージメントとは、個人と組織の成長のベクトルが同一の方向を向いていることによる、両者間の貢献度、です。米国のエンゲージメントレベルが35%で、日本は5%でした。(下記のリンクからギャラップ社:2022年版レポ…

適応障害の原因となる思考と多様性の受け入れ

こんにちはAbbyです。 人事を長く担当していて、ここ10年来社員のメンタルの問題は以前よりずっと件数が増えていると感じます。 適応障害となりやすい思考パターンは、12通りほどあり、その一つに「命令型思考」があります。これは、〜すべき、〜せねば…

見知らぬ人と会話を始める、という事

こんにちはAbbyです。 Diversityと言えば、我が家は国際結婚なので、毎日がDiversityです。 様々な考え方、やり方の違いがありますが、その中でも感心した事の一つが、掲題のスキルについてです。 私はそもそもShyなタイプで、知らない人と会話を始めるのは…

池田暮らしの七か条

こんにちはAbbyです。 掲題の条文については、すでにネットでご覧になった方もいらっしゃるかと思います。 (一応リンクを貼っておきます。移住者に対して現住の区長会が出したものです。) https://www.town.ikeda.fukui.jp/pick/pickjukyo/p002780_d/fil/n…

責任を取る、という事

こんにちはAbbyです。 管理職になるのを嫌う最大の理由は、男女共に「責任の重さに耐える自信がない」でした。これには思い当たる節があります。 news.yahoo.co.jp 何かタスクをお願いした時や業績評価の際に、何名もの方から実際に同様のコメントを頂きまし…

雇用の変化:一億総個人事業主の時代で個人のスキルが活きる時代へ

こんにちはAbbyです。 様々なSNSで、一億総発信時代と言われています。この流れが、雇用にも来ると考えています。つまり、「一億総個人事業主時代」とでも言いましょうか。これからは何かスキルがないと生き残れない時代で、自分の売り物(スキル、知識、経…

マスクの着用にみる文化の違い

こんにちはAbbyです。 先日永岡文化相が、卒業式などのマスクの着用は「家庭に委ねる」としたことに対して「家庭に責任を丸投げ」との批判が起こりました。家庭に責任を委ねる、では日本の文化に合わない対応で、批判が起こると容易に想像できます。 この件…

嫁ブロック

こんにちはAbbyです。 人事として、数えきれない位の採用候補者と面接をして来ました。 その際日本で、「嫁ブロック」という大変興味深い言葉を知りました。 実際採用の場面でも、ひとしきりポジションや組織の詳細を聞いた後で「妻と相談します。」、「妻が…

インド:長期滞在の際のPE問題

こんにちはAbbyです。 かつて勤務していた会社で、社員をインドの関連会社に派遣した事があります。 当初1年であった滞在は結局2年に及び、最後はコロナのために急に帰国を余儀なくされました。その際PEついて学んだ件をいくつか共有します。 *尚社員の海…

外資の見えざる組織階層ーCentralization vs. Decentralization

こんにちはAbbyです。 日本にある外資系企業は、どこも海外拠点という位置付けになります。 そのため、日本のオペレーションがどれだけフラットな組織でも、本社という見えざる上部組織があります。そのため案件の承認ルートには、ローカルの承認者+本社の…

外資の報酬はどう決まるのか

こんにちはAbbyです。 外資の報酬は、日系企業より相対的に高いとわれています。 では外資の報酬、つまりベースと呼ばれる年収はどうやって決まるのかお話しします。 ここでは、新規採用のケースにフォーカスします。(外資の報酬は、基本ベース+ボーナスで…

職場のメンタルイシューは防止と早期対応が大切

こんにちはAbbyです。 うつ病、適応障害等職場のメンタルイシューは、確実に増加傾向にあります。 採用の際に適性検査をする会社、ウェルビーイングに力を入れる会社が増えてきました。 私たちは日々、厳しいノルマ、職場の人との意見の対立などレジリエンス…

リーダーの引き際 次のステージに行く決断

こんにちはAbbyです。 最近すごいな、と思う引き際が2件ありました。マネックスグループCEO:松本大氏とトヨタ自動車社長:豊田章男氏です。 経営者にとって、引き際をどこに設定するかは本当に難しい判断と思います。 まだまだやれる、と権力の座にしがみつ…

米国の光と影

こんにちはAbbyです。 本日は動画2点ご紹介です。 ① こちらは、米国の光とも言える素晴らしいテクノロジーです。ここまでロボットが発達したのかと驚きました。歩き方がhappyな感じです。ソフトバンク所有であったこのBoston Dynamicsが、Hyundaiに買い取ら…

年功序列・終身雇用崩壊を勝ち抜くマインドセット

こんにちはAbbyです。 年功序列・終身雇用崩壊を勝ち抜くマインドセット。それはまさに、変化に対応しリスクを取るマインドセットに他なりません。 「リスクを取る」なんて簡単に言うな、との声が聞こえてきそうです。ですが、リスクを取らないことによる機…

原理優先 vs. 応用優先 3 →さらに特定的思考と包括的思考

こんにちはAbbyです。 ご訪問ありがとうございます。寒くなってきましたので、暖かくしてお過ごし下さい! さて、原理優先思考と応用優先思考についてお話ししましたが、さらにエリン・メイヤーは特定的思考と包括的思考についても言及しています。これも「…

原理優先 vs. 応用優先 2 → 変化を好まない思考

こんにちはAbbyです。 昨日の原理優先思考 vs. 応用優先思考の差異を表す実例を共有します。 ある会議で、来年の研修方針についてプレゼンする機会がありました。 事前に人事でスライドを作成したのですが、私が含めたポイントは、①昨年研修実績、②全スタッ…